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約1年間に渡って制作が行われたドラマCD『ブレスレス・ハンター』。
本作の中心となったのはもちろん、櫂原 優毅役・谷山 紀章さん(写真右)と高出水 勇生役・菅沼 久義さん(写真左)です。
彼らが演じたのは、愛する人間を亡くし、<幻銃>という常識外の武器を手に戦いへ身を投じることになった2人の少年です。2人の戦いにおける迷いや苦悩は実に対照的で、わかりあえたかと思えばすれ違いを繰り返します。こうした繊細な心理描写は、怪物ブレスレスとの戦いを描く本格アクションシーンとともに、本作の大きな聴きどころのひとつです。
ドラマCDシリーズの完結を記念して、メインキャストの2人による対談をお届けします。 |
『ブレスレス・ハンター』シリーズを終えて
 ▲高出水 勇生 (CV:菅沼 久義)
- 菅沼 :
- 谷山くんはどうでしたか?
- 谷山 :
- ホッとしてます、終わって。とりあえず無事終わらせることができて、この作品に携わる者として、ホッとしています。ひとまずの終わりを見ましたから。でもね、君のキャラ(勇生)はアレですわ。
- 菅沼 :
- うん、何?
- 谷山 :
- 僕(優毅)はずーっとシリアスにやってるのに、どっかこう能天気みたいなトーンでしゃべるでしょ?
- 菅沼 :
- うん。
- 谷山 :
- イラついてしょうがないよね(笑) イラっときてしょうがないですよ。
- 菅沼 :
- そういう役だから。
- 谷山 :
- う〜ん……。俺(優毅)はなんかもう、ずーっとしかめっつらで、ねぇ? 「だって君(勇生)は恋人殺されてるんだよ? 何なんだね一体!?」と思ってました、僕は。「この子は本当に恋人を殺されてるのかな? 自覚してるのかな? 」っていう風に、常々思ってました。
- 菅沼 :
- いいトコ気付いたよ、谷山君。
- 谷山 :
- 俺1発目から気づいてたから。
- 菅沼 :
- いいトコ気付いた、うん。
「優毅」というキャラクターについて
 ▲櫂原 優毅 (CV:谷山 紀章)
- 谷山 :
- 完璧だろう、俺は。
- 菅沼 :
- 言わせてもらうと、暗いんですよ。
- 谷山 :
- (笑)
- 菅沼 :
- もうずーっとね、「こんな暗い人いないだろうな〜。実際あんな暗い奴いたら、誰もついてこないだろうな〜」って思ってました。こんなにテンション下がってたらもうね、ちょっと……無理だなっていう(笑)
- 谷山 :
- 無理だよ。俺も無理だよ(笑)
- 菅沼 :
- 実際、(優毅と勇生が)お互い倦怠期的な感じにもなったんですけど。
- 谷山 :
- 2人(優毅と勇生)の間に微妙な空気あったね。
- 菅沼 :
- そうそう。3巻の出だしもちょっと微妙だったからね、2人の関係が。
- 谷山 :
- 良かったよ〜、最後大団円で。
<幻銃>について
※<幻銃>はそれぞれに名称を与えられ、その名称が使用者のコードネームにもなっている。
- 谷山 :
- <幻銃>ってのはさ、カッコイイよね、ネーミングとか。
- 菅沼 :
- (笑)
- 谷山 :
- ただ、具体的にどういうものなのか、自分らでイメージするしかない。
- 菅沼 :
- そうだね。イメージはしてたけどね。
- 谷山 :
- <幻銃>、俺シリウス。
- 菅沼 :
- 俺アルゴル。
- 谷山 :
- シリウスは結構でかい(笑)
- 菅沼 :
- アルゴルは小さい(笑) 小さいけど連射が可能。
- 谷山 :
- 俺のは連射がきかない(笑) あれ? よっちんぐ(村瀬 豪役:吉野 裕行さん)のはどんなんだっけ?
- 菅沼 :
- ナックル的な。
- 谷山 :
- あぁナックル的なやつだ! いいですね〜。
- 菅沼 :
- 吉野さんのは……ベテルギウス? っぽいよね(笑)
- 谷山 :
- ベテルギウスっぽい感じするもん。
- 菅沼 :
- うん(笑) そこはかとなくね。
「村瀬(ベテルギウス)」というキャラクターについて
 ▲村瀬 豪 (CV:吉野 裕行)
- 谷山 :
- ずっと3人でやってきた感じで…… 3人の個性があってね。(物語の)初めはギスギスしてたんだよね。ベテルギウスがバンバンいろんなこと言って来るからさ〜。
- 菅沼 :
- そうそう(笑) やかましい奴だったんだよね。
- 谷山 :
- 「お前、ただでさえ俺は妹殺されてへこんでんのに、そんなにバンバン先輩風吹かしてよ? べテルちゃん」という。
- 菅沼 :
- そうそう、正直ウザかったよね、あれはね(笑)
- 谷山 :
- 「すごい嫌な奴だな〜」と思ってたんだけど、3巻の最後に少し、わかりあえてはいないけど戦友みたいな感じで、認めてくれたじゃん、べテルギウスも。
- 菅沼 :
- うん、いい奴いい奴。
- 谷山 :
- それも良かったなと思って。こういうことなんだなって。1つの物語を紡いでいくっていうのは。
- 菅沼 :
- そうそう。
- 谷山 :
- 戦いを共にしていくっていうのはこういう効果を生むんだな、って改めて思ったよね。色々なものを背負う人たちが、感情をあらわにして戦いながら、1つ成し遂げたというところが、本当に良かったなと思います。
(2008年4月都内スタジオにて)

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